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1993年〜 | ワゴンRは1993年9月にデビューして以来、特徴的な高めのスタイルや大人4人がゆったり乗れて荷物も積める室内空間を確保するなど、多くのユーザー人気を獲得してきた。その累計販売台数は2003年8月末までの10年間で194万3千台にものぼるという。初期モデルは2ドア+助手席側リアドア+テールゲートというスタイルだったが、後に5ドアモデルも追加している。駆動方式はFFと4WDだ。 |
1998年〜 | 98年10月の軽規格の改正に合わせてフルモデルチェンジした日本で最も売れている軽自動車。先代モデルは93年9月に発売されて以来、途切れることなく売れ続けている。 最大の魅力はスタイルとスペースユーティリティと使い勝手。いわゆる軽自動車界に初めてミニバンスタイルを持ち込んだモデルであり、新型は初代とほぼ変わらぬデザインテイストだが、空力性能を考え、多少丸みを帯びたものになっている。 インテリアの質感は全てにおいて確実に向上、使い勝手の良さも上がっている。例えば新型は助手席を前に倒すとトレイとして扱うことができるようになったし、さらに後席のフラット機構と合わせると長い荷物も積めて大変便利。 走行性能もアップしており、ボディ剛性は初代と比べて曲げ剛性で40%、ねじれ剛性では50%以上も強化されている。 |
2002年〜 | もともとワゴンRというクルマは、既存の軽自動車と全く違うコンセプトをもつことで人気を得た。つまり、新しさが評価され、成功したのだ。しかしスズキの看板車種になってしまった今、失敗が許されない。そんなことから保守的になってしまったのだろう。デザインも先代のイメージを引き継いでおり、新鮮味は感じず。とはいえ、ワゴンRのブランドイメージたるや軽自動車業界じゃ圧倒的。多少保守的でもよいと思う。最大の問題はライバル車の台頭じゃなかろうか。とくに協力なのが急速に勢力を拡大しつつあるホンダ・ライフである。ワゴンRの「よいところ」はハンドリングとブレーキ性能。両方ともライフに勝るとも劣らず。というか軽自動車トップだと思う。でも軽自動車ユーザーにとっての優先順位はコストパフォーマンスと質感。長い目で見ると、王者・ワゴンRも厳しい展開になると予測する。 |
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