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■レギュラー・ハイオク・軽油■


車にはガソリン(レギュラー、ハイオク)車と軽油車の2種類あります。

・ハイオク
 レギュラーよりもオクタン値が高いガソリンです。
 クラウン級以上の高級車は主にハイオク仕様です。

・レギュラー
 ハイオクよりもオクタン値が低いガソリンです。
 1番一般的なガソリンです。

・軽油
 別名ディーゼル。ガソリンと同じ原油から作られるのですが、
 成分的にはガソリンとは全く別物の燃料です。
 軽油車はミニバン等によくみられます。
 ちなみに軽油は暖かい地域と寒い地域で成分が違います。
 軽油はガソリンに比べて凍りやすいため、エンジンがかからなくなる
 といったトラブルが発生します。
 寒い地域では、軽油に不凍剤が入っているため凍ることはありません。
 スキー等で寒冷地へ行く時は、必ず現地で給油しましょう。

 給油口のカバー等に、「無鉛ガソリン」「無鉛プレミアム」と記載されていることがあります
 が、「無鉛ガソリン」は基本的にレギュラー、ハイオクどちらでもOKです。
 「無鉛プレミアム」はハイオク仕様という意味です。

・レギュラーとハイオクの違い
 まず、時々ハイオク車に、安いからといってレギュラーを入れたりする人がいるが、

 あれはよくないです。

 車はガソリンを圧縮→爆発させて動かしている。レギュラーは爆発のタイミングが早い、

 ハイオクは爆発のタイミングが遅い。だからレギュラー車にハイオクを入れたり

 ハイオク車にレギュラーを入れたりすると本来の性能が十分に発揮できないという

 ことになります。

 ただ、ハイオクにはエンジン洗浄の効果があったりするのでレギュラー車にハイオクは

 大丈夫でしょう。燃費も多少上がるかもしれません。

・灯油+添加剤=軽油?

 よく、農業用機械等に灯油をそのままいれて使用する、といった話を耳にします。

 軽油と灯油の成分が似ているから大丈夫なんでしょう。軽油は、灯油にブルゾール等

   といった添加剤を混ぜて作られています。

・混油
 混油とはガソリンスタンドで、軽油車にガソリンを入れたり、ガソリン車に軽油を入れて

 しまう事です。ガソリン車に軽油を入れてもガソリンの残り具合により、そのまま走行

 してても気づかない場合があります。早めに気づいた場合は点火プラグの交換程度で

 済みますが、最悪の場合エンジンが壊れてしまいます。

 そして一番危険なのが軽油車にガソリンです。軽油車にガソリンを入れてしまうと、エン

 ジンをかけた時点でエンジン終了です。

 万が一、混油に気づいた時は給油したガソリンスタンドに連絡をとりましょう。

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